2013年10月20日日曜日

野心のマジックショー




お客さんの前では奇跡が起こったように演出するのがマジックショーですが、
袖に回れば、ああこういう仕掛けになっているんだなとわかってしまうので、
マジシャンはお客さんがそでに回ることを許しません。

観る角度を変えれば、感動も一気に覚める仕掛けがあるからです。


神様がいたら、その心までも透けるように見えているので、結果、苦しむのはそのマジシャンということになるのです。
いや、マジシャンは苦しむことはないか。だってそれがマジックだから。

これはたとえ話です。


ところで

野心は野心を引き寄せるのだな、と思います。
野心を抜いたところで、音楽とどう向き合っていけばいいかな。 
そう問いかけた時に、真っ白になってしまいました。

だから本当に純粋に音楽をするということは、実はとても大変なことなんだと思います。
けれどそれをリスナーとしての自分は望んでいるのです。